2017年からNokiaとZEISSのコラボレーションによって、カメラ品質の向上を目指したNokiaブランドの様々なAndroidスマートフォンが登場してきましたが、そのパートナシップ契約が終了したことを正式に発表しました。
なお、本来は2021年に終了していたものの今日まで公式アナウンスはなく、パートナシップを終了した理由は明らかにされていません。
ともかく、NokiaブランドとしてZEISSのハードウェアを搭載したAndroidスマートフォンは「Nokia XR20」が最後となってしまいました。現在、ZEISSのパートナーとしてリストされているメーカーはSonyとVivoのみとなっています。
非独占的なパートナーシップのため、他メーカーもZEISSのハードウェアを使用したスマートフォンの提供は可能でしたが、これが最近のノキアブランドのスマートフォンの一つの強みであったため、非常に残念な事態になったと思います。
ハイエンドを狙わずエントリーからミッドレンジのデバイスをリリースしていくというHMD Globalの考えもありますので、コストカットを狙ったとも予想できます。今後、ノキアモバイルとノキアブランドのスマートフォンがどのようになっていくのか、少々心配になりますね。
Source: Nokiamob