昨年3月、Steam on ChromeOS(Linux)を使ってフルスクリーンでゲームをプレイすると「ゲームモード」と呼ばれる機能が有効になり、ゲームプレイ時のパフォーマンス向上や動作変更、さらにメッセージや画面録画機能へのアクセスなども行えるようになる可能性が報告されています。
今回、新たにAndroidアプリのゲームを対象とした「ゲームモード」の開発が行われていることも報告され、Steamに限らずAndroidゲームでもプレイ中のChromebookのパフォーマンスを向上させるかもしれません。
現在追加されている細かな動作についてはChromium Gerritで機能の説明が書かれていますが、少なくともAndroidゲームの実行を改善し、Chromebookにメモリ不足が発生した場合にシャットダウンしてしまう問題を回避するなどが含まれているようです。
ちなみにCanaryではフラグが追加されているようですが、機能しているかどうかはわかっていません。
このChromeOS上でAndroidアプリの「ゲームモード」はまだ開発初期の段階となっているため、今後動作が変更される可能性もありますが、GoogleはSteamだけでなくAndroidアプリでも、Chromebookを使ってゲームプレイを考えているユーザー向けにあれこれと手を入れていくことに違いはなさそうです。
ただ個人的には、Androidアプリの動作そのものが不安定(これはアプリの対応にもよりますが)なことが多々ありますので、ゲームに限らず安定して使えるようになってくれることを期待しています。