Googleは2020年10月にGoogle Chat(チャット)を全Googleアカウントユーザーに開放し、それ以降はGoogleハングアウトを使うかChatを使うかを選択することができました。しかし今年2月にはGoogle Workspaceユーザー向けのハングアウトを終了し、ついに今回は個人ユーザー(無料Googleアカウント)向けのハングアウトも11月にサポートを終了することを発表しました。
本日から、モバイルアプリでハングアウトを利用しているユーザーにはGmail内の統合チャットもしくは独立したチャットアプリを利用するよう通知が表示されるようになります。Chrome拡張機能のハンツアウトを利用しているユーザーの場合は、ウェブ版のチャットに移動するかウェブアプリをインストールするように通知が表示されます。また、7月にはウェブ上のGmailでハングアウトを使っているユーザーはGmailのチャットへとアップグレードされるとしています。
Googleはチャットへの移行を推奨していますが、ウェブ版ハングアウトは今年後半まで引き続き利用することが可能で、最終的にウェブ版ハングアウトからチャットへリダイレクトされることになるものの、それをする1ヶ月前には通知が表示されるようになります。
ハングアウトからチャットへの移行は自動的に行われ、会話などもそのまま引き続くことができますので大きな影響は出ないと思います。ただ、ハングアウトのデータを保持しておきたいユーザーのためにダウンロードする方法なども公開されていますので、詳しくはGoogle チャット ヘルプをご確認ください。
- Google Official Blog – Upgrading from Google Hangouts to Google Chat