昨年7月に開発中であることが報告されていましたが、ようやくChromebookなどChromeOSデバイスのファイルアプリで7zやisoなどの圧縮ファイルがサポートされるようになりました。なお、機能自体は5月にリリースされたChromeOS 101のアップデートから追加されていたようです。
現在はまだ初期段階であり、7zipとcrx、isoの3つの圧縮ファイルを開くことができるだけですが、8月にリリース予定となっているChromeOS 104にて、さらに多くの圧縮ファイルを扱えるようになります。サポートされる圧縮ファイルはChromiumチームによって共有されており、主にLinuxで扱われるファイル形式などもサポートされています。以下が今後さらに追加される圧縮ファイルのリストです。
- tar.gz
- tgz
- gz
- tar.bz2
- tar.bz
- tbz2
- tbz
- tb2
- tz2
- bz2
- bz
- tar.xz
- txz
- xz
- tar.lz
- tlz
- lz
- tar.lzma
- tlzma
- lzma
- tar.zst
- tzst
- zst
- tar.Z
- taZ
- tZ、Z
ただ、パスワード付きの圧縮ファイルなどが対応していないことや、ISOファイルも一部の形式(UDF)などに対応していないこともあり、完璧に対応したわけではないことにご注意ください。
ざっと見たところで言えば、一般的に使われる圧縮ファイルは対応しているように思いますので困ることはなさそうです。もちろんzipファイルも開けます。