Googleはマテリアルデザイン言語の第3世代”Material You”をAndroid 12およびPixel 6シリーズのスマートフォンで昨年リリースしています。このなかでもユーザーのデバイス設定に合わせてユーザー独自の配色を生成したり、様々な色をカスタマイズできるようになる機能として”Dynamic color”という仕組みがありますが、9to5Googleの報告によればこの“Dynamic color”がChromeOSでもサポートされる可能性があることを伝えています。
この機能はフラグとして追加されることがわかっており、今後数週間でChromeOS Canaryに到着するとしています。
[CrosNext] Add CrosNextMvp feature to about://flags.
This CL adds a CrosNextMvp feature to about://flags which will be the unified switch for the ChromeOS Material Next launch.
Chromium Gerrit
現時点ではDynamic colorのカラーピッカー(primary, secondary, tertiary)が追加されていることがわかっていますが、最終的には色や16進数で選択する必要はなく、自動でカラー設定ができるようになると期待されます。このあたりは「Pixel 6」シリーズのスマートフォンと同じような感じでしょうか。
ともかく、まだどのような動作をするのか、Stableにいつ届くのかもわかりませんが、AndroidだけでなくChromeOSでもMaterial Youデザインを反映させようとしていることは明らかです。Canaryに追加されるなど進展があれば報告したいと思います。
Source: 9to5Google, About Chromebooks