今年の秋に発売予定となっているGoogleのスマートウォッチ「Pixel Watch」は、台湾のCompal Electronicsが製造を請け負っており、かの「Apple Watch」を製造しているメーカー(もう一つはQuantaComputer)となります。
今回報告された情報によると、「Pixel Watch」に付属するマグネット式充電器の片側はUSB-Cコネクタを採用しているとしています。これは「Apple Watch」と同じと言えますが、例えばFitbitのSenseとVersa3、Samsung Galaxy Watch 4などAndroidに近いスマートウォッチはUSB-Aポートの充電器が採用されていますので、大きな変化と言えます。またPixel 5以降であればバッテリーシェア機能を使ってスマートウォッチを充電できるようです。
また追加の情報として、先月公開されたBluetooth認証ではBluetoothとWi-Fiのみのをサポートしたモデル(GQF4C)しかありませんでしたが、GBZ4SとGWT9Rという2つのモデルがLTEをサポートしていることがわかりました。
モデルGBZ4Sの対応バンドは5/7/26、モデルGWT9Rの対応バンドは2/4/5/12/13/17/25/26/66/71となっていて、見た感じでは米国向けのデバイスに限られる可能性があります。日本で主に使われているバンドに対応していないことを見ると、少なくとも日本でLTEサポートモデルが出ることはなさそうです。
「Pixel Watch」もすでに発表されたとは言え、まだ詳細については明らかにされていませんので、今後の進展に期待したいところです。