インテルの第12世代プロセッサAlder Lakeを搭載するChromebookが開発され始めていることは何度かお伝えしていましたが、ようやくChromeboxでもAlder Lake搭載の機種の開発がスタートしていることがわかりました。
ChromeOS搭載のデバイスと言えば「Chromebook」のイメージですが、「Chromebox」はコンパクトな本体と自由なセットアップ(ディスプレイ、マウス、キーボードなど)、モデルによってはRAMやストレージなどもユーザーから交換可能などChromebookとは違うところでメリットがあります。
Chromeboxについては最近動きがなかったので少々心配でしたが、ちゃんと開発されているようで一安心です。
さて、これまで「brask」というインテル第12世代Alder LakeをサポートしたChromebox(のベース)と思われるデバイスが開発されていましたが、今回はさらに「brask」をベースとした「moli」と「kinox」という2つのデバイスの開発が始まっていることがChrome Unboxedより報告されました。
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現時点ではそれぞれのデバイスに関する詳細はわかりませんが、Chromeboxの開発期間はChromebookに比べて短くリリースまでが早い傾向にあるため、もしかしたら年内にも登場する可能性もあります。
ハイスペックなChromeboxが早いペースで展開されるとなれば、普段使いや業務用途だけでなく、先に発表のあった「Steam for ChromeOS」などローカルゲームのプレイを目的としたユーザーにも期待ができます。
とは言え、どのような構成でどのメーカーがリリースするかもわからないので、しばらくは様子見となりそうです。
ちなみに開発コードを見ていたらUSB4やWireless Charger、NFCなど気になる単語がちらほら登場していましたので、どのようなデバイスになるか楽しみです。
Source : Chrome Unboxed