GoogleがChrome OSのメジャーアップデートを6週間から4週間へのサイクルへと変更しており、本日からChrome OS 99へのアップデートをChromebookなどのChrome OSで受け取ることができます。
今回のアップデートは、Chrome OS 98から99(99.0.4844.57)へのアップデートでは、バグやセキュリティの修正だけでなくいくつかの新機能が追加されています。
- タッチスクリーン搭載機種におけるパームリジェクションのパフォーマンス向上
- オーバービューモードでウィンドウを「新しいデスク」にドラッグすることで、新規仮想デスクトップを追加可能(これまで仮想デスクトップを手動で増やしてからウィンドウを移動させる必要があった)
- Nearby Shareのバックグラウンドスキャンの追加(近くにいる人が共有するとChromebookに通知が来る)
- ファイルアプリがネイティブアプリではなくプログレッシブウェブアプリ(PWA)に置き換わる
- カメラアプリの”動画”に5秒間のGIF変換モードが追加
現状でわかっている機能は上記のようなもので、一部は過去のコード変更等から予想できていたものも含まれています。
いまのところ致命的なバグ報告などはないようですが、過去数回のアップデートでは怪しい問題もありましたので、業務用端末として使っている場合などでリスクを恐れるのであれば、もう少し様子見することをおすすめします。
https://chromereleases.googleblog.com/2022/03/stable-channel-update-for-chrome-os.html