ChromebookはChrome OSの新しいアップデートが展開されると自動で取得し、自動で更新してくれることがメリットの一つだと思いますが、いつぞやのようにアップデートしたことによって引き起こされる問題がないとは言えません。
この自動更新は、エンタープライズであれば管理者側で制御することは可能ですが、個人向けChromebookだとオフラインで使うか、更新がダウンロードされたら再起動をないようにするくらいしか避ける方法がありません。
そのため自動的に最新バージョンへとOSがアップデートされることを避けたいユーザーも少なからずいると思います。
しかし、GoogleがまもなくOSの自動更新をオフにする機能を追加することが最近のコード変更からわかりましたので、個人ユーザーでも自動更新のコントロールができるようになります。
この機能はフラグ #consumer-auto-update-toggle-allowed を有効化する必要があり、有効にすると設定アプリの”Chrome OS について”の項目内に更新を自動で受け取るかどうかのトグルが表示されます。
Chrome OSの自動更新を無効にしようとすると、更新を有効にしておく理由が書かれたポップアップが表示されますので、そこで変更またはキャンセルを決定することができます(もちろん無効にしたあと再度有効にすることも可能です)。
なお、現状ではStableなどでは有効にすることはできませんので、この変更が正式に展開されるまではしばらく待つ必要があります。
Source : 9to5Google