GoogleはPixelスマートフォンからChromebookやPCに対してアプリと通知をストリーミングできるようにする機能を開発していますが、ようやくこの機能を有効にして実際に動作している画面が9to5Googleにより公開されました。
これまでChromebookとAndroidスマートフォンを連携させる機能として「PhoneHub(スマートフォン ハブ)」が提供されていますが、スマートフォンの通知を確認したり、Message for Webのように一部のアプリをウェブサイト経由で使用するだけとなっています。
2023年07月22日 更新 : ChromeOS 115 で正式対応しました。詳細はこちらの記事をご覧ください。
しかし今回の機能は「PhoneHub」やミラーリングとも異なり、Chromebookなどのデバイス上にアプリケーションがあるかのように使うことができます。
そのためChromebookなどでは編集やサイズ変更が可能な新しいウィンドウとして立ち上がり、スマートフォンで開いているアプリとは別のものとしてChromebook上で動作するようになります。
なお、この機能は発表時点ではChromebookのみで使用できると伝えられていましたが、9to5GoogleではWindows 11のデバイスで実行することができていたため、PixelスマートフォンだけでなくAndroidスマートフォン、ChromebookだけでなくWindowsやMacでも使えるようになる可能性があります。
この機能の正確なリリース時期は不明ですが、GoogleがCES 2022にて今年の後半には「インストールしていなくてもChromebookからスマートフォンのチャットアプリにアクセスできるようになる」といったことや、Android 13 Developer Previewから発見されたこともあり、おそらくAndroid 13のリリースと同時期になると予想されます。
Source : 9to5Google