以前にもDELLからXPSシリーズのChromebookがリリースされるかもしれないという話はありましたが、実際にはエンタープライズ向けとしてLatitudeの名前を関したChromebookの登場となりました。
このところDELLからはコンシューマー向けのChromebookがリリースされていないので、そろそろ登場を期待する頃だと思います。
今回、Chrome Unboxedが発見した情報によると、少なくともDELLがエンタープライズ向けに開発しているデバイスとは別のデバイスも開発してることがわかり、インテル第12世代Aldar Lakeプロセッサを採用するハイエンドデバイスでになることから、いよいよ個人向けのXPSシリーズChromebookが登場する可能性が出てきました。
開発されている「Banshee」というデバイスは、インテルのAldar Lakeプロセッサを搭載する”brya”というベースボードが使用されていることがコミットからわかります。
そして「Banshee」に関わる開発者のなかにDellのChromebookのみに関わっている人物がいることから、ほぼ間違いなく「Banshee」がDellのChromebookであると考えられます。
現在、コミットからわかる範囲はこの程度ですが、なぜこの「Banshee」がXPSシリーズになる可能性があるのかと言えば、過去にDellからInspironシリーズのChromebookが登場したものの現時点ではそれを引き継いで開発しているようには見えないことを挙げています。
また、すでにハイエンドのエンタープライズモデルが2機種開発されていること(GimbleとPrimus)、「Banshee」もエンタープライズモデルと同様のハイエンドモデルになることから、InspironよりもXPSシリーズとして個人向けにリリースされると考える方が自然であるとしています。
具体的な根拠はないとしていますが、状況から見るにエンタープライズ以外にもう1デバイスを開発していて、それが個人向けである可能性が高いこと、Dellのハイエンドな個人向けといえばXPSシリーズになっても不思議ではありません。
今後、どのようなデバイスであるかが開発状況から明らかになってくることが期待できますので、2022年のハイエンドChromebookも様々な機種が出てきて楽しみになりそうです。
Source : Chrome Unboxed