昨日、HPが海外教育市場向けに”Fortis”ブランドの名前で新しくChromebookをリリースしました。
この発表では14インチの「HP Fortis 14 G10 Chromebook」と11インチ「HP Fortis 11 G9Q Chromebook」の2機種が登場し、どちらにもオプションで4GLTE対応モデルが存在します。
スペック
今回発表された2機種のスペックは以下のようになっています。
HP Fortis 14 G10 Chromebook
- 14インチ 1366×768 アンチグレア
- (14インチ 1920×1080 アンチグレア IPS タッチ対応)
- Celeron / Pentium
- 4GBRAM / 8GBRAM
- 32GB / 64GB / 128GB eMMC
- microSDカードスロット
- USB-C x1、USB-A x2、HDMI、3.5mmジャック
- HDプライバシーWebカメラ
- Wi-Fi 6, Bluetooth 5
- LTEオプション
14インチの「HP Fortis 14 G10 Chromebook」は、アンチグレアタイプのディスプレイを搭載し、非タッチのHDかタッチ対応のフルHD(IPS)を選択でき、CPUは型番は不明ですがCeleronもしくはPentium、最大8GBRAM、最大128GBストレージを搭載するスタンダードなスペックのChromebookです。
筐体は補強されたコーナー部分とゴム製のバンパー、耐久性のあるキーボードなど頑丈さを売りとしており、LTEもオプションで選択できることから教育用デバイスとして、かなり詰め込まれたモデルになっています。
「HP Fortis 14 G10 Chromebook」は、米国では今月から349ドルで発売される予定となっています。
HP Fortis 11 G9Q Chromebook
続いて11インチの「HP Fortis 11 G9Q Chromebook」ですが、こちらも耐久性を重視した作りで、LTEオプションがあるため教育現場向けChromebookとして十分なモデルです。
- 11インチ 1136×768 アンチグレア
- 11インチ 1136×768 アンチグレア タッチ
- Qualcomm Snapdragon 7c
- 4GBRAM / 8GBRAM
- 32GB / 64GB eMMC
- USB-C x2、USb-A x1、3.5mmジャック
- HPプライバシーWebカメラ
- LTEオプション
- 防滴キーボード
Snapdragon 7cを採用し、最大8GBRAM、最大64GBストレージを搭載した11インチではスタンダードなモデルですが、LTEサポートモデルも選択することができるため、バッテリー駆動時間と手軽さとバランスの良いモデルになることが期待されます。
「HP Fortis 11 G9Q Chromebook」は米国では6月から発売予定となっていて、価格については後々公開するとしています。
どちらのモデルも日本国内でリリースされるかは不明ですが、もしされるとしても一般販売ではなく教育市場に限定して登場する可能性はあります。
LTEサポートのChromebookは限られていますので、一般でも登場してくれると嬉しいですね。