これまでに何度も開発中の機種が登場しているSnapdragon搭載のChromebookタブレットですが、さらに「Coachz」という機種が開発されはじめたことがChromeUnboxedから報告されています。
「Coachz」は、「Trogdor」をベースボードとして開発されているため、Snapdragon 7cを搭載する可能性があります。
なお、同じボートから開発されているモデルは「Bubs」、「Pompom」、「Lazor」、「Limozeen」があり、それに続く新しい機種となります。
現時点ではどのような機種になるかわかっていませんが、発見されたコミットによれば「Coachz」は、取り外し可能なキーボードに対応している、つまりChrome OSタブレットである可能性があるようです。
さらにコミットでは、キーボードとトラックパッドがないこと、それに沿ってバックライトキーボードもサポートされないこと、USB-Aポートもないことが記述されています。
また、もう一つ「Strongbad」という名称もコミット上に登場しているようですが、これがデバイスを示しているかどうかははっきりしていません。
少し調べてみたらchromeos-firmware-strongbadといった表記がされているため、ボードというより何かの機能のようですが、まだ詳細は不明です。
この他には「Trogdor」ベースであることやSnapdragon搭載であることから、LTEサポートに関するコードが引き続き見つかっていますが、それ以外はとくに情報は出ていないようです。
Chromebookタブレットと言えば、日本でも人気となった「Lenovo Ideapad Duet Chromebook」がありますが、あのようなモデルがLTEをサポートして登場するのであれば、よりタブレットとしても使いやすい良いモデルになると思います。
2019年以前からSnapdragon搭載のChromebookのウワサはたびたび登場していますが、結局いままでリリースされていないので、できる限り早い登場と今後の展開に期待したいと思います。
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