先日、台湾で開催されていた台湾教育デジタルトランスフォーメーション会議でMediaTekが2021年、手頃な価格のChromebook向け6nm ARMチップを発売することを明らかにしています。
GizmoChinaによると、新しいChromebook向けチップはAppleの新しいMacbook向けARMベースプロセッサに似ていると伝えています。
またMediaTekは、よりハイスペックな”MT8195″というチップセットも発表する予定であり、これは強力なAI機能、Wi-Fi 6および5Gをサポートすることを伝えています。
現在、Chromebookの手頃な価格帯でARMベースプロセッサといえば、「Lenovo Duet Chromebook」や「Acer Chromebook Spin 311 CP311-3H」に搭載される”MT8183″があります。
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“MT8183″はバッテリー駆動時間の延長などの効果がありますので、こういう良いところを残したまま新しいチップは性能向上していることを期待したいと思います。
今回の件とは別に、前に似たようなチップセット”MT8192″を搭載するChromebook「Asurada」というモデルが開発されている現状もありますので、来年からはMediaTekのCPUを搭載するChromebookがいくつか登場することになると、かなり面白いことになりそうですね。