Chromebookのタブレットモードを使って行く上で、個人的にどうしても気になっていたのがキーボードですが、ようや標準以外のキーボードを利用できるようになりそうです。
最近のChromebookでは、Androidアプリが動作するためキーボードアプリをインストールは一応できましたけど、実際に使おうと思っても動作しなかったので、結局はデフォルトのキーボードを使うしかなかったんですよね。
ところが、Chrome OS 79の一部機種のDevチャンネルにおいては、その問題が解決しています。
現時点では「Pixelbook」のDevチャンネル
現時点では、まだすべての端末でできるわけではなく、「Pixelbook」のDevチャンネルにおいて限定的に設定できるためです。
おそらく、近いうちに他のChromebookのDevチャンネルでも対応すると思いますが、今のところは「Pixelbook」もしくは「Pixel Slate」だけとなっているようですね。
ようやく設定の言語と入力の項目に、キーボードアプリという選択肢が追加されています。
今回は試しにGoogle日本語入力とGboardを入れてみました。
とくに目立つ問題はなく、普通にタブレットモードで利用することが可能です。
ただ、さすがにDebチャンネルにあるだけのことはあって、タブレットモードで標準以外の仮想キーボードを使ったあと、Chromebookとして物理キーボードを使って、さらにもう一度タブレットモードに戻したとき、標準仮想キーボードに設定が戻ってしまいます。
なので毎回、言語と入力からキーボードアプリの設定しないといけないので、まだ実用的とは言えない感じかな。
とは言え、現時点ではごく一部の機種かつDevチャンネルですので、他のChromebookでStableに来る頃には、より自然な動作になっていると思いますので、心配することはないと思います。
また、ATOKなどの他のアプリは今回試していないので、どうかわかりませんが、Androidアプリが入力系に対応してくるとなると、いずれは日本語入力への不満も解消されるんじゃないかと密かに期待しています。