国内でも文教向けをはじめ、例えば「HP Chromebook x360 13c」などの個人向けハイエンドデバイスでもLTE対応をサポートしたChromebookが登場してきました。
Chromebook自身が手軽にLTE接続できることがメリットなわけですが、これを利用してChromebookがモバイルホットスポットとして利用できるようになる可能性が出てきました。
スマートフォンやタブレットなどでLTEや5Gをサポートしたデバイスのほとんどは、自身の通信だけでなく周辺のデバイスの通信も兼ねるモバイルホットスポットの機能が搭載されています。
Chrome OSに限ってはこの機能はなかったわけですが、Chromebookのホットスポット機能を有効にするための変更が行われていることをChrome Unboxedが発見しています。
この機能はまだ利用はできませんが、今後LTEや5GをサポートしたChromebookが周囲のユーザーとデバイスに対して独自にワイヤレスアクセスポイントを作成できるようになると思われます。
例えば複数人で会議するとき、Wi-Fi環境がなくLTE対応のChromebookが限られた台数しかない場合などに、個人でテザリングさせるよりもChromebookのホットスポット機能を使ってネットワークにアクセスさせる方が安全…ということもあるかもしれません。
いずれにしても将来的に実装される可能性があるというだけなので、しばらく待つことになりそうです。
ちなみにこの記事を書いている時点(2021/06/18)では、LTE対応の「HP Chromebook x360 13c」がトンデモない大特価で販売されていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
Source: Chrome Unboxed