Googleドキュメントで縦向きと横向きのページを共存させることが可能になります

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google-workspace-doc

Googleドキュメントは、これまでファイル自体で縦向きか横向きかを決め、レイアウトをそれに従う必要がありましたが、アップデートにより同じドキュメント内で複数の向きをサポートするようになります。

何のことかといえば、一つのドキュメント内で縦向きページと横向きページが混在していてもOKということになります。

今までは、例えばマイクロソフトのWordで縦横が混在するファイルを開くと、強制的に全ページが縦(横)向きに修正されましたが、アップデート以後はそのままの状態でインポートもできますし、もちろんエクスポートも可能です。

この変更によって、例えばドキュメント内で縦表示では入り切らないようなテーブル要素だけを横向きページとして表示させるなどの使い方ができるようになります。

MPOContext

使い方は簡単で向きを変更したい箇所を選択して、右クリックメニューからページの向きを変えるだけの操作です。

この他にもグラフや図の挿入などがしやすくなりますので、報告書などをドキュメントで作成するユーザーにとっては非常に良い変更点だと思います。

ただGoogleドキュメントの残念なポイントは、標準で縦書きができないところでして、今回の縦横混在が可能になるのであれば、縦書き機能も追加してくれると嬉しいなと思っています(需要は少なそうですが)。

Gmailに添付されたMicrosoft Officeファイルをワンクリックで編集できるようになったアップデートなどと言い、互換性というか使い勝手がどんどん良くなっていくのは嬉しいですね。

helentech.net/now-edit-microsoft-office-files-attached-to-gmail-with-just-one-click/

なお対象のGoogleアカウントは、個人を含む全アカウントが対象となります。

  • Google Workspace Essentials,
  • Business Starter,
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Essentials
  • Enterprise Standard and Enterprise Plus,
  • G Suite Basic, Business, Education, Enterprise for Education
  • Nonprofits customers 
  • Personal Google Accounts 

こちらのアップデートも2020年12月10日以降、2021年1月中旬までの間に行われます。

詳しくはGoogle Workspace Updateブログをチェックしてください。

https://workspaceupdates.googleblog.com/2020/12/mixed-page-orientations-in-google-docs.html

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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