Android 16 を搭載したデバイスにおいて、VPN アプリが警告なしに動作しなくなり、インターネット接続が遮断されるというバグが存在していることが複数の VPN プロバイダから報告されています。
この問題は Proton VPN や Mullvad VPN、WireGuard、TunnelBear などの主要な VPN サービスが影響を受けており、ユーザーからも同様の報告が上がっています。
Proton VPN は 2025 年 9 月に Google の IssueTracker でこのバグを報告していますが、現在に至るまで明確な修正や対応スケジュールの提示は行われていません。
バグの詳細と発生条件
この問題は、Android 16 のネットワークスタックに関連しているとされ、VPN アプリが Google Play などを経由してアクティブな状態でアップデートされた直後に、システムがエラー状態に陥ることが報告されています。
この状態になると、VPN アプリはあらゆるインターネットアクセスからブロックされてしまいますが、ユーザーは接続が切断されたり失敗したりしているにもかかわらず、何のエラーメッセージも表示されません。
アプリ上は「接続中」のままフリーズしているように見えるため、ユーザーはなぜ急にインターネットに繋がらなくなったのか、原因を特定しづらくなっています。
発生する頻度自体はそれほど高くないとされていますが、バックグラウンドで静かに通信が遮断されるため、セキュリティやプライバシーを重視して VPN を常時接続しているユーザーにとっては無視できない問題です。
現時点での対処法と Google の対応状況
通常、アプリの不具合であればアプリ本体の強制終了や再起動で直ることが多いですが、今回のバグは VPN アプリを再起動しただけでは解決しません。
一時的な対処法として、デバイス本体の再起動を行うか、VPN アプリを一度アンインストールして再インストールする必要があります。エラー表示が出ない状況で、自発的にデバイスの再起動を試すユーザーは決して多くないため、問題の解消に手間取る可能性があります。
Proton をはじめとする複数のプロバイダが問題を報告していますが、Google の IssueTracker での最終更新は 2025 年 9 月のままとなっており、「関連チームに共有された」という回答以降、目立った進展が見られません。

まとめ
現時点では、Google から状況の進展や修正は提供されていないため、Android 16 で VPN を利用しているユーザーはこの問題に遭遇する可能性があります。
もし、VPN アプリのアップデート直後にインターネットに繋がらなくなった場合は、この問題を疑い、まずはスマートフォンを再起動してみてください。
報告からすでに数ヶ月にわたって放置されている状態のため、Google には早急な原因究明と修正アップデートの提供を期待したいところです。
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