ここ数日の間、Android Auto を利用している一部のユーザーから、音声操作が正常に機能せず「現在、音声操作は利用できません(Voice commands aren’t available right now)」というエラーメッセージが表示される不具合が報告されています。
この問題は特定の車種やスマートフォンを問わず発生しており、音声によるナビ操作や音楽再生ができない不便な状況が続いています。
特定のメーカーや機種を問わず広範囲で発生
Reddit などでの報告によると、この問題は特定の車種やスマートフォンに限定されたものではなく、Ford、Hyundai、Kia、スバル、トヨタ、日産などの幅広い車両に加え、Pixel や Samsung Galaxy といった様々なデバイスで確認されています。

先週末から週明けにかけて報告が増えており、特定のハードウェア依存ではなく、ソフトウェア側の広範囲な問題である可能性が高いと考えられます。
筆者も日常的に Android Auto を利用していますが、こうした問題はバックグラウンドで更新されるコアアプリの影響であることが多く、今回のケースもそうである可能性があります。
原因は Google アプリの更新か。暫定的な回避策
発生している問題の原因について Google からの公式発表はありませんが、Google アプリのアップデートが関係している可能性が高いことが指摘されています。
一部のユーザーからは、Google アプリが更新された後に問題が解消したという報告がある一方で、最新のアップデートをアンインストールすることで一時的に復旧したというケースも報告されています。
また、Android Auto における Google アシスタントから Gemini への移行プロセスが影響しているのではないかという推測も出ています。
現在、この問題が発生しているユーザーの間で共有されている対処法は以下の通りです。
- Google アプリおよび Android Auto のキャッシュ削除: スマートフォンの [設定] > [アプリ] から各アプリを選択し、ストレージのキャッシュをクリアすることで改善する場合があります。
- Google アプリのアップデートのアンインストール: Play ストア等から Google アプリのページを開き、更新を取り消して初期状態に戻すことで動作が安定することがあります。
- 強制停止と再接続: Android Auto アプリを強制停止し、スマートフォンの再起動やケーブルの抜き差しを試行します。
なお、記事執筆時点では筆者の Android Auto では発生しておらず、ディスプレイオーディオと Android Auto というよりも、組み込みのカーナビシステムと Android Auto で発生している問題の可能性も考えられます。
まとめ
ナビの目的地設定やメッセージの返信など、音声操作を前提としているユーザーはかなり不便な状況ですが、すべてのユーザーに発生しているわけではありません。
もし、この問題に遭遇した方は、暫定的な対処法を試してみて様子を見ることをおすすめします。おそらく、近いうちに Google から修正を含むアップデートが配信されるものと思われます。


