Google は 2026 年 1 月 29 日、Pixel スマートフォンの一部の古いモデルにおいて、通話アシスタント機能「メッセージを残す(Take a Message)」に関連するバグを認め、対象デバイスでの機能を無効化したことを明らかにしました。
なお、この機能は現時点で日本国内では展開されていないため、国内の一般的なユーザーへの直接的な影響はほぼないと思われます。
バグの詳細とプライバシーへの懸念
9to5Google などによると、この問題は Pixel 4 および Pixel 5 シリーズのごく一部のユーザーで発生していました。
「メッセージを残す」機能は、ユーザーが着信に応答できない(または拒否した)際に、Google アシスタントが代わりに応答し、発信者に用件を話すよう促す機能です。発信者が話した内容はリアルタイムで文字起こしされ、画面に表示されます。
今回のバグは、この機能が起動した際、まだ通話に応答していない(発信者がメッセージを残している最中の)段階で、こちらの周囲の音声が発信者に聞こえてしまうというものです。
システム上のマイクインジケーターは点灯しますが、それ以外に警告はなく、ユーザーは意図せずプライバシーが漏れていることに気づかない恐れがありました。
Google の対応と対象機種
Google はこの問題を「非常に特定的で稀な状況下にある、ごく一部の Pixel 4 および Pixel 5 デバイス」に影響するとして公式に認めました。
これにより、Google は「慎重を期すため」として、Pixel 4 および Pixel 5 において「メッセージを残す」および「次世代の通話スクリーニング」の 2 つの機能を無効化しました。
対象となる Pixel 4 と 5 は、既に Android のOSアップデート保証期間を終了していますが、サーバーサイドの変更等により機能停止が行われる予定です。
まとめ
今回の問題は日本で展開されていない機能において発生したもののため、国内ユーザーが心配する必要は基本的にありません。
ただ、サポートが終了した古いハードウェアに新しい AI 機能が導入されることは、ユーザーにとっては朗報かもしれませんが、リスクも発生し得るということに注意が必要です。


