Google Pixel 9 Pro Fold の発売から 1 年以上が経過しましたが、ここ数ヶ月、フロントカメラ(インカメラ)が突然機能しなくなるという問題がユーザーから報告されています。
この問題は2025年8月頃から報告が増え始め、カメラアプリで自撮りモードに切り替えると画面が暗転し、「問題が発生しました」というエラーが表示されるか、アプリが終了してしまい、カメラが反応しなくなるというものです。
現時点では Google からの正式な発表はありませんが、昨年 12 月に提供が開始された延長保証プログラムの対象となる可能性があります。
顔認証や他社製アプリも利用不可に
報告されている症状は、外側のカバーディスプレイにあるカメラと、内側の折りたたみ画面にあるカメラの両方で発生しています。
一部のユーザー報告では、アプリが落ちる直前に緑色のインジケーターが一瞬点灯することから、ソフトウェアがハードウェアを認識しようとして失敗している挙動と推測されます。
この問題の影響は Google カメラアプリだけでなく、WhatsApp や Web 会議ツールなどのサードパーティ製アプリでもビデオ通話が利用できなくなるほか、顔認証も機能しなくなることが報告されています。
原因はハードウェアの欠陥である可能性が高い
Reddit ユーザーによれば、adb logcat でログを解析した結果、これはソフトウェアのバグではなくハードウェア障害である可能性が高いことが示されています。
ログには「camera id 1 does not exist(カメラID 1が存在しません)」といったエラーが記録されており、Android OS がフロントカメラのセンサーと通信できていない可能性があります。
そのため、キャッシュの削除やセーフモードでの起動、初期化といった一般的なトラブルシューティングを行っても症状は改善しません。
コミュニティでは、折りたたみ機構による熱や摩耗が原因で、マザーボード上の接続またはカメラ IC 自体に物理的な不具合が生じているのではないかと見られています。
まとめ
この問題がハードウェアに起因するものである以上、ユーザー側でのソフトウェア的な対処は難しいのが現状です。
もしお使いの Pixel 9 Pro Fold で同様の症状が発生した場合、無理に初期化などを繰り返すよりも、早めに Google ストアのサポートや購入店舗へ相談することをおすすめします。
なお、筆者の Pixel 9 Pro Fold は SIM 認識エラーが発端の文鎮化に遭遇し、しばらく放置していましたが、Google に問い合わせたところ延長保証プログラムの対象となりました。その後、交換用デバイスとして Pixel 10 Pro Fold が送られてきました。
ハードウェアが要因となる不具合であれば対応が期待できるため、まずはサポートに連絡してみる価値はあります。
出典: PiunikaWeb


