Wear OS 向けの天気アプリ「Google 天気」が、初代 Pixel Watch や Galaxy Watch を含む多くのデバイスで、アプリを開いても「読み込み中…」の画面から進まず、最終的に「天気データをダウンロードできません」というエラーが表示される問題が発生しています。
この不具合はアプリ単体だけでなく、ウォッチフェイス上のタイル(天気、UV指数など)にも影響しており、「位置情報を取得できませんでした」といった表示が出て機能しないようです。
廃止ではなくバグの可能性が高い
Google は今年 9 月、Wear OS 6 への移行に伴い、新規デバイスへの Google 天気アプリ提供を停止しました。しかし、それ以前からインストールしていたユーザーには継続利用を約束していたため、今回の全停止は意図的なサービス終了ではなく、何らかの不具合である可能性が高いです。
実際、Reddit ユーザーの報告によると、Google のサポートもすでにこの問題を認識・修正に取り組んでいることを明らかにしており、ファームウェアのアップデートで問題が解決される予定と伝えています。
現状の回避策
Google による修正を待つ間、天気をチェックしたい場合は以下の方法が有効です。
- Gemini (アシスタント) に聞く:アプリを介さず、音声やテキスト入力で「今日の天気は?」と尋ねるのが最も手軽です。
- 他社製アプリを使う:Playストアからサードパーティ製アプリを導入することも一つの方法です
いずれにしても、Google が問題を認識しており、修正に取り組んでいることがわかっているため、今回の影響を受けているユーザーはしばらく待つことで解消するはずです。ただし、いつ修正されるかは明確にされていません。
via 9to5Google


