Android Auto において、アプリのアイコンやインターフェース全体が異常に拡大表示されるバグが、数ヶ月前から断続的に発生しており、再びユーザーからの報告が上がっています。
この問題が発生すると、一部のアプリが使用不能になるなど、運転中の操作に支障をきたす可能性があります。
アイコンが巨大化し、アプリが使用不能に
報告によると、このバグは Android Auto のホーム画面アイコンやアプリの表示を、まるでズームインしたかのように巨大化させます。
これにより、ホーム画面上のアイコンの一部が見切れてしまったり、「Google Maps」や「Spotify」といったアプリの操作画面が大きく崩れ、実質的に操作不能になったりするケースが確認されています。この問題は、Reddit や Google ヘルプコミュニティで複数のユーザーから投稿が寄せられています。

原因は依然として不明
この問題は新しいものではなく、最初の報告は数ヶ月前の5月頃に確認されていました。当初はベータ版特有の問題かと思われていましたが、最近では安定版のユーザーからも同様の報告が上がっています。
中には、最近リリースが開始された Android Auto のバージョン「15.1」で発生したという声もあります。
しかし、このバグの発生は特定の Android Auto バージョンに限定されておらず、非常に一貫性がないのが現状です。そのため、根本的な原因の特定には至っていません。
まとめ
Android Auto でアイコンやアプリが巨大化するバグは、数ヶ月にわたり散発的に発生し続けており、未だ解決されていません。特定のバージョンやデバイスに起因するものではないため、多くのユーザーが遭遇する可能性があります。
もし同様の問題が発生した場合は、Google へのフィードバックが問題解決の一助となるかもしれません。
Android Auto に関するフィードバックを送信するには、以下の手順を行います。
- スマートフォンの [設定] に移動します。
- [接続済みのデバイス] > [接続の設定] > [Android Auto] を選択します
- 右上のメニュー アイコン [ ⋮ ] をタップします
- [フィードバックを送信] を選択します
フィードバックを送信する際は、お使いのスマートフォンの機種、車種、Android OSのバージョン、Android Autoアプリのバージョンなどを記載すると、より問題が解決されやすくなります。
出典: 9to5Google