Google が最近リリースした Android Auto の最新ベータ版(バージョン 15.2)で、音楽ウィジェットの文字が背景と同化して読みにくくなるバグが報告されています。
原因はライトテーマに関連するとみられ、一時的な修正方法についても報告されており、今後のアップデートで修正が期待されます。
ライトモードが原因か
Android Auto v15.2 ベータ版をインストールした一部のユーザーから、音楽ウィジェットの背景が明るくなり、白いテキストがほとんど読めなくなるという問題が報告されています。
この原因は、今後導入が予定されている「ライトモード」が、意図しないタイミングで有効になってしまうバグだと考えられています。
実際に、ヘッドライト点灯時に適用される「夜間モード」では問題が発生しないとの報告もあり、テーマ切り替えの不具合が原因である可能性が高いです。
一時的な修正方法
この問題はベータ版に限定されるため、安定版の Android Auto に戻すことで解決できます。方法は以下の通りです。
- ベータプログラムから離脱する: Google Play ストアで Android Auto のページを開き、ベータプログラムから離脱します。これにより、安定版(バージョン 15.0)にダウングレードされます。
- アップデートをアンインストールする: Android Auto アプリのアップデートをアンインストールし、Play ストアでの自動更新をオフに設定します。
ベータ版の利用にはこうしたバグのリスクが伴います。今回の問題の解消まで我慢できない場合や、安定性を重視する場合は、いずれかの方法で安定版をご利用ください。
まとめ
今回のバグは Android Auto のベータ版を利用している一部のユーザーに影響するもので、安定版のユーザーは心配ありません。問題に遭遇した場合は、上記の方法で安定版に戻すことで対処が可能です。Google による早期の修正が期待されます。
出典: 9to5Google