Google アシスタントの新しいバグで通話後に Pixel がフリーズする問題が報告。回避策はある

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Android 15 安定版の Google Pixel スマートフォンで Google アシスタントのクイックフレーズ機能に関するバグが発生しているようで、通話後もトースト通知がずっと残ってしまうことで通知周辺の画面が反応しなくなる問題が報告されています。

これは Android Authority が共有したもので、Pixel 9 Pro XL で通話を受けると Google アシスタントの機能で「応答」というトースト通知が表示されます。これはクイックフレーズ機能の1つで、通常の音声コマンドに必要な「OK Google」を言わなくても「応答」だけで着信に出ることができます。もちろん「拒否」と言えば着信を切ることもできます。

本来、このトースト通知は着信が鳴っている間だけ表示されますが、今回のバグは着信が切れたり通話が終了したあとでもずっと表示されたままになるようです。しかも、画面のトースト通知のエリアとその周囲が操作に反応しなくなるという問題もあるとしています。

この問題の原因は定かではありませんが、Google アシスタントサービスを利用できる Google アプリのせいである可能性があります。そのため、Google アプリを強制終了して再度開くと、通知が消えるとしていますが、トースト通知が消えるだけで次に着信があった場合、同じ問題が発生します。

そのため、この問題を避けたい場合には Pixel スマートフォンの Google アプリからクイックフレーズを無効にする必要があります。この設定は Google アプリを開いてプロフィールアイコン内のメニューから、[設定] > [Google アシスタント] > [クイックフレーズ] に移動します。このなかにある「着信」をオフにすることで、トースト通知が表示されなくなります。

実際に試してみましたが、私の Pixel 9 Pro では問題は発生しませんでした。そのため Pixel 9 Pro XL 固有の問題なのか、地域または言語によって異なる可能性があります。

いずれにしても、もし問題に遭遇した場合には Google がこれを解消するまで、クイックフレーズをオフにするしかありません。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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