本来であれば2024年3月のアップデートで解消されたはずの、Pixel デバイスにおける「特定の状況で時々ディスプレイが緑色になる問題」が再び発生しており、さらに問題が深刻である可能性が示唆されています。
Google Pixel 8 などの Pixel デバイスでは、2023年10月の Android 14 のアップデートのあとからディスプレイが緑色になってしまうという問題が発生しています。2023年11月には Pixel 7 Pro における同様の問題の修正が提供されたものの、解消されていない Pixel ユーザーが多数残されていました。
その後、2024年3月のアップデートで Pixel 7、Pixel 7 Pro、Pixel 8、Pixel 8 Pro などのモデルでもディスプレイが時々緑色になる問題の修正が提供されましたが、最新の2024年4月のアップデート後でも一部の Pixel 8 ユーザーから問題が解消されていないという報告がコミュニティで登場しています。
さらに厄介なことに、回避策としてコミュニティで投稿された内容によれば、Pixel 8 の本体の下半分を握ると、緑色のディスプレイ表示が一時的に解消されたことを報告しています。何人かのユーザーも解消したと投稿していますが、完全に解消されたわけではないようです。
今回のアップデートで少なくともソフトウェア側の問題は解消しているはずなので、これで解消していないとなるとバグが残っている可能性はありますが、本体の下半分を握ったら直るということであればソフトウェアの問題だけでなくハードウェアに問題がある可能性も考える必要がありそうです。
現時点では Google からの正式な発表はありませんが、今回の問題がソフトウェアだけではない可能性が出てきたので、どのような対応が取られるかは気になるところです。
via PiunikaWeb