Samsung は先月末からサポートされる Galaxy デバイスに One UI 6.1 のアップデートを展開していましたが、アップデート後に一部の Galaxy デバイスのユーザーから指紋センサの動作に問題が発生していることが報告されています。
この問題は OneUI 6.1 にアップデートした Galaxy S23 シリーズ、Z Fold 5、その他の Galaxy デバイスの一部ユーザーが報告したもので、指紋センサーや充電と発熱に関する問題が発生しているとしています。
このうち、Galaxy S23、Galaxy S23 Plus、Galaxy S23 Ultra のユーザーは One UI 6.1 にアップデートした後から指紋センサーが正常に動作しないことを伝えました。指紋センサ自体は機能していますが、指紋センサーのアイコン部分が消えてしまうため画面を再タップしてアイコンを再表示させる必要があるとしています。これに似た現象は Pixel スマートフォンでも発生していました。
また、Galaxy S23、Z Fold 5、そのほかの Galaxy デバイスではアップデート後にデバイスの充電速度が遅くなり、デバイスがかなり発熱することを報告しています。
現時点では Samsung はこの問題の修正についてアナウンスはしていませんが、影響が広がっていることから次のアップデートで問題が修正される可能性が高そうです。One UI 6.1 は2024年3月のセキュリティパッチのため、うまくいけば4月のアップデートで解消するかもしれません。