今後リリースされるChromebookにうち、MediaTekが発表している新しいプロセッサ”Kompanio 1200(MT8195)”を搭載したモデルがあり、現在は「Cherry」と「Tomato」、そして「Dragonfruits」の3機種が開発されていることが報告されています。
今回明らかになった情報では、ベースボードとなる「Cherry」にディスプレイ情報が追加され、そのディスプレイがLGのLP120UP1であることがわかりました。
「Cherry」では動作テストが行われているようで、さらにディスプレイに関する参照情報もあることから、サイズと解像度が明らかとなります。
この”LG LP120UP1″は、12インチに1,920×1,280という3:2のアスペクト比を採用したパネルで、「Pixelbook」や「HP Chromebook x2」、「Samsung Chromebook Plus/Pro」に搭載されていたパネルと似ています。それらとの違いはQHD(2,560×1,600)であった点です。
なお、このディスプレイは過去に「HP Elite x2」という2-in-1Windowsタブレットが採用しています。
これらのことからARMベースのKompanio 1200(MT8195)を搭載し、より手頃な価格で3:2のアスペクト比で12インチのフルHD+解像度を採用するChromebookの登場が期待されます。
なんとなく着脱式キーボードを採用したモデルになることもそうですが、「HP Chromebook x360 12b」のアップグレートモデルという可能性もありそうです。
Source: Chrome Unboxed