すでに先日からスペックシートが流出していたHPの第10世代Intel CPUを搭載する「Chromebox G3」および「Chromebox G3 Enterprise」が、本日正式に発表となりました。
すでに価格も明らかにされており、コンシューマ向けが254ドルから、エンタープライズ向けが384ドルからとなっています。
HP Chromebox G3 / Enterprise のスペック
OS | Chrome OS with Enterprise Upgrade |
CPU | Celeron 5205U Pentium 6405U Core i3-10110U Core i5-10310U Core i7-10610U |
RAM | 最大16GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC 64GB eMMC 128GB PCIe NVMe M.2 SSD |
外部ストレージ | microSD |
ポート(前面) | カードスロット、イヤホンジャック、USB-A ×2 |
ポート(背面) | USB-A ×2、USB-C ×1、HDMI ×2 電源、RJ-45(ギガビットEthernet)、 |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5 |
サイズ | 149×149×40mm |
重さ | 0.59kg |
自動更新ポリシー | 2028年6月 |
先日のリークでは些か疑問のあった自動更新ポリシーですが、やはり最新機種扱いですので2028年6月までとなっています。
またPentium 6405Uモデルも選択肢の中に含まれることになりました。
現時点ではどのような構成になるかはわかりませんが、コンシューマ向けが254ドルからということであれば、おそらくCeleron/4GBRAM/32GBストレージの構成から始まり、エンタープライズはPentium/4GBRAM/64GBストレージあたりが順当な気がします。
新しいChromeboxは、Wi-Fi 6をサポートしてBluetoothも5.0、さらにHDMIポートが2つ搭載されていることもポイントで、デュアル4Kモニターのサポートや最大3台のモニター(USB-Cポート利用)に接続が可能、もちろんVESAマウント対応となっていて、一般ユーザーはもちろん、ビジネスの作業効率アップだけでなくKIOSKなど様々な用途でも柔軟に使用できるChromeboxとなっています。
発売は10月予定となっていますが、海外の販売状況を見るに日本から手軽に輸入できるようになるまでは少し待ちそうな感じです。
最近の雰囲気では、「Chromebox G3」も国内投入されそうな気もしていますが、一般向けとなるかどうかは悩ましいところ。
先のRyzen搭載「HP Pro c645 Chromebook」を含めて、諸々と良い展開を期待したいところですね。