Chromebookでは初となるAMDのAthlonおよびRyzenシリーズを搭載する「HP Pro c645 Chromebook」がついに発表となりました。
今回発表された「Pro c645 Chromebook」は、エンタープライズだけでなく一般販売も行うことを明らかにし、12月頃から販売予定としています。
これまでAMDからはエントリークラスのAシリーズを搭載するChromebookが文教向けに登場していましたが、その後あまり動きがないまま、ついにハイエンド寄りのAPUを搭載したモデルを出してきましたね。
HP Pro c645 Chromebook
ディスプレイ | 14インチ 1,366×768 Anti Glare / 1,920×1,080 IPS |
CPU(APU) | Athlon Silver 3050C Athlon Gold 3150C Ryzen 3 3250C Ryzen 5 3500C Ryzen 7 3700C |
RAM | 最大16GB |
内部ストレージ | 32GB / 64GB eMMC 128GB NVMe SSD |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 HDMI ×1 イヤホンジャック |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 |
Webカメラ | デュアルマイク付きHD |
その他 | プライバシーカメラ Titan C Security 指紋センサ(オプション) 防滴キーボード バックライトキーボード |
一応スペックを紹介しておきますが、CPU(APU)以外の構成やボディなどは、今年のはじめに発売されている「HP Pro c640 Chromebook」とまったく同じで、それのAMDバージョンであるだけとなっています。
価格についてはまだ明らかにされていませんので、どの構成がベストになるかは判断できませんが、「Pro c640 Chromebook」と同じであることを前提に言えば、少なくともフルHDモデルは外せないだろうと思います。
そしてその場合であっても、インテルCPUより100ドル程度は安価になる傾向がある(日本ではその限りではないと思いますが)ため、価格面を考えても手の届きやすいハイエンドなモデルになると思われます。
それにしてもようやく登場したAMDのRyzenシリーズを搭載したChromebook、まさかHPが先にリリースするとは思いませんでしたが、これでまた価格が抑えつつハイエンドなモデルという可能性が広がりました。
果たしてこれが日本でも登場するかはわかりませんが、インテルCPU搭載のハイエンドChromebookの価格に抵抗感のある方は、案外Ryzenモデルだったらアリかも…と思うことがあるかもしれません。
いずれにせよ海外では12月頃の販売予定となっていて、価格は明らかになっていませんので、HP公式(海外)のアナウンスを待つ必要があります。
詳細は海外公式サイトをご覧ください。