ZoomやMicrosoft Teamsではすでに展開されている機能のブレイクアウトルーム(セッション)ですが、Google Meetでも利用できるようになり、Googleカレンダーから会議を作成する場合でも事前に設定しておくことができるようになりました。
現在、Google Workspaceの一部ユーザーに対して展開されている最中で、ラピッドリリースのドメインは今後2週間程度、通常では1ヶ月以内に完了する予定となっています。
Googleカレンダーからブレイクアウトルームを設定するには、以下のような手順で設定できます。
- 新しいGoogleカレンダーの予定を作成
- “GoogleMeetのビデオ会議を追加”をクリック
- 参加者を追加
- “会議設定の変更”をクリック
- サイドメニューから”ブレイクアウトルーム”をクリック
- ブレイクアウトルームの数を選択してからオプション設定
- 参加者を別の部屋へドラッグ
- 部屋に名前を入力
- シャッフル機能も
- 保存をクリック
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ただ、私の環境ではまだ展開されていないため、異なる日本語訳になる可能性がありますのでご注意ください。
事前設定ができるようになることで、一度Meetを終了させて再設定し直すという手間もなくなりますので、スムーズにブレイクアウトセッションを進行できるようになります。
この機能を利用可能なユーザーは、以下のGoogle Workspaceユーザーとなります。
- Workspace Essentials
- Business Standard
- Business Plus
- Enterprise Essentials
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- Nonprofits
- Education Plus
- G Suite Business customers
- Teaching and Learning upgrade (launching in April)
上記に含まれていないWorkspace Business Starter、Education Fundamentals、G Suite Basicからは作成できませんが、誘われることに関しては問題ありません。
細かい点や操作手順についてはGoogle Workspace UpdateもしくはGoogle Meetヘルプをご覧ください。
https://support.google.com/meet/answer/10099500
Source: Google Workspace Update