今後2週間のうちに、Google Workspaceアカウントの組織内(OU)レベルのメンバーが、Meet会議にカスタム背景やプリセットの背景を使用できるようにするかどうかを設定できるオプションが追加されるようになります。
このオプションによって、会議に参加するユーザー自身で背景を変更できるかどうかを決めることができます。
Chromebookなどを活用してWeb会議などを行っているユーザーに直接影響があるわけではありませんが、管理者側の設定によっては自由にMeetの背景を変更できなくなる可能性があります。
この機能はデフォルトで”オン(有効化)”にされているため、オフにしない限りはいままでと変わらずユーザーはカスタム背景やプリセットの背景を使うことができます。
“オフ”にすることで、ユーザーは自身で背景の設定を変更できないようになるため、例えば企業や学校などで自由に背景を変更されると困る場合などに使用するものとなります。
なお、EducationとEnterprise for Educationアカウントでは、デフォルトでオフ(背景の変更を許可しない)になっているようです。
これまでMeetの背景については、外部からコントロールすることはできなかったので、ようやく最低限のルールを持てるようになったという感じですね。
なお今回のアップデートは、以下のGoogle Workspace アカウントに提供されます。
- Workspace Essentials
- Business Starter
- Business Standard
- Business Plus
- Enterprise Essentials
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- G Suite Basic
- G Suite for Business
- G Suite for Education
- Enterprise for Education
- Nonprofits customers
詳しくはGoogle Workspace Updateをご覧ください。
あとはユーザーに対して決まった背景を利用させる一括設定があれば良いのですが…。