今年に入ってから、”印刷すること”にも気を遣っているChrome OSは、接続しているプリンターの情報やエラーなどを確認できる印刷ジョブアプリの開発が進んでいます。
Chromebookで印刷することが鬼門なわけでしたが、この開発によってその問題も解決に向かっていると言ってよさそうです。
しかし一方で残る問題は、プリントだけはなく”スキャン”なんですが、どうやら印刷とプリンターに関わるアップデートの中に、Chrome OS用の「スキャンアプリ」が開発されていることが明らかになり、すでにChrome OS Canary上に登場していることが明らかになりました。
現在、Canaryでもこの機能はフラグを有効化する必要があります。
一応、私も手持ちの機種とプリンタ兼スキャナで試そうと思ったんですが、よくよく考えたらスキャナがWi-Fi対応していないのでダメでした…トホホ。
Chrome Unboxedによれば、この機能はまだ開発途中らしくインターフェース(見た目)はまだ完成されていないが、ちゃんと動作はするようです。
これもWebアプリとして表示され、Flatbedかドキュメントフィーダーからも選べるようになっています。
あとはスキャンを押せば、Chromebookのファイルアプリのマイフォルダに保存される…ということのようですね。
いまの段階では、単一の画像でしか取得できず解像度は荒いということですが、おそらく今後のアップデートで解像度の選択やPDF等の拡張子変更もできるようになることが期待されます。
テキストベースの書類なら何とかなりそうですが、画像を含む書類や色分けが必要なものだと、このままでは厳しいですね。
…これでAndroidアプリを経由したりせずに済むなら、それに越したことはないですよね。
何にせよ、プリントだけでなくスキャナもChrome OSのWebアプリとして提供されることは間違いなさそうなので、早くStableに来てくれることを願います。
Source: Chrome Unboxed