昨年1月頃から開発の進んでいるボードには、インテルのJasper Lake世代を採用している「dedede」と呼ばれるものがあります。
その派生の中に「Waddledoo」と言うボードがあることも伝えていますが、そこからコピーされた「Sasuke」と呼ばれるボードが昨年12月に開発がスタートし、これがSamsungのデバイスであることが発見されました。
「Sasuke」は「「dedede」が大元にあるためチップセットには、Jasper Lakeを搭載する可能性が非常に高いです。
Jasper Lake世代のどのプロセッサが採用されるかはわかりませんが、現行モデルの「Chromebook 4 / 4+」ではCeleronを採用していましたので、同様にN4500かN5100になると予想できます。
また、どの程度影響があるかわかりませんが、「Sasuke」に関してチップセットが更新されることもわかりました。
そしてこれら「Sasuke」の変更に加わっているのが、Samsungの関係者であることもコミット上のメールアドレスからはっきりとしています。
開発が始まったタイミングやJasper Lakeを採用していることを考えれば、「Galaxy Chromebook」のようなハイエンドChromebookでないことは想像できますし、Samsungがリリースするエントリー〜ミッドレンジのChromebookであることから、「Chromebook 5」となる可能性が高いと思われます。
ベースボードの開発から1年が経過しているため、年内にはリリースしてくると思いますが、現時点ではまだ詳細は不明です。
なお「Chromebook 5+」も登場する可能性はありますが、今のところそれらしい情報は見つかっていません。
ただ、これがリリースされたからと言って日本で展開されるわけではないので…悩ましいところですね。
Source: ChromeUnboxed