Chromebookでも保存された動画をネイティブアプリで再生することができますが、動画再生機能に関してここ数年は大きなアップデートを受けず、機能としてはあまり多くありません。
しかし、以前から動画再生機能に関して新しい機能やインターフェースが導入される(メディアアプリに置き換わる)という話もあって、ついにCanary 91.0.4463.0にて動画再生機能がアップデートされ、より使いやすいインターフェースになりました。
現在、この機能が使えるのはCanary 91.0.4463.0ですので、開発者モードをオンにしているユーザーでしか試せないこと、試せてもかなり不安定な状態です。
Canaryの状態で、フラグ chrome://flags#media-app-video を有効にすることで、新しいデザインのメディアプレイヤーを使用することができます。
新しい動画再生の画面では、再生やシークバーなどコントロール機能がまとめられたフローティングボックスで表示され、フルスクリーンにしても邪魔にならないようになっています。
現在のメディアプレーヤーは、とりあえず再生できれば良い感じになっていますが、新しいものはMacのQuicktimeに似たようなデザインになっています。
また新しいプレイヤーのメニューには、ピクチャーインピクチャーとループ再生機能も搭載されているのもポイントです。
現状、不具合も多いのでとりあえずのところしか試せていませんでしたが、これまでよりも使いやすいメディアプレーヤーになると思います。
Canary 91でフラグとなっているため、すぐリリースされることはないと思いますが、今後数週間で安定版に登場することを期待しています。
Source: Android Police