現在、開発が進行中の「Lindar」と呼ばれるChromebookには、「Google Chromebook Pixel」や「Google Pixel C」などに搭載されていたGoogleカラーのライトバーが搭載される可能性があることがわかりました。
このライトバーはあまり馴染みがない機能かもしれませんが、例えば「Chromebook Pixel」では天板を閉じた状態であってもバッテリーがチェックできるよう、天板にGoogleのブランドカラーのLEDが埋め込まれ、そこでバッテリー残量が把握できるというものです。
今回、新たに発見された情報によって、Chromebook「Lindar」に「Chromebook Pixel」と同じような機能がすでにテストされていることが明らかとなりました。
と、いうことはChromebook「Lindar」がGoogleブランドのChromebookになる可能性が非常に高いとも言えます。
しかしChrome Unboxedによれば、Chromebook「Lindar」を製造するメーカーはLenovoである可能性が高いことを指摘しています。
これは「Lindar」の開発関係者には、LenovoのトップサプライヤーであるLCFC Electronicsがいるため、これまでのChromebookの開発の流れから、Lenovoが製造に関わっている可能性が高いことを示しています。
そのため「Lindar」がGoogleデバイスと言えるか微妙なラインですが、過去にはGoogleブランドカラーを背負った「HP Chromebook 11」というモデルがありますので、GoogleだけどLenovo製ということもあり得ない話ではありません。
現状ではかなり限られた情報しかありませんので確実なことは言えませんが、少なくともGoogleが新しいハードウェアの設計を行っているのは明らかですので、新モデルに期待したいですね。
ちなみに「Lindar」のベースとなるのは、インテル第11世代Tiger Lakeプロセッサを採用する「Volteer」であるためハイエンドデバイスになるはずです。
Source: Chrome Unboxed