GoogleがChrome OSの更新とChromeブラウザの更新を切り分ける「LaCrOs」というプロジェクトに取り組んでいることは、これまでに何度もお伝えしています。
Lacrosは、ChromebookのChromeブラウザをLinuxベースのChromeブラウザに置き換えることで、OSとは別で更新ができるようになるもので、すでにCanaryなどではLacrosと呼ばれるChromeブラウザ(CanaryカラーのChromeブラウザアイコン)がインストールできるようになっています。
すでに別々にブラウザを立ち上げ、別のアカウントでログインして使うことができるようになっていますが、まだアップデートを受け取るようにはなっていません。
しかしChrome Storyの発見によると、CanaryチャンネルにおけるLacrosのアップデートサポートが追加され、毎日更新を受け取るなどの更新頻度のオプションが選択できるようになるようです。
この変更によって、Chrome OSとは別でLacrosのアップデートを受け取ることができるようになります。
なおオプションでは、Lacrosのアップデートを受け取る頻度を以下の3つから選択できます。
- 毎日の更新
- 毎週の更新
- 毎月の更新
ただし、現時点ではまだ動作していないため、どのような挙動になるのかは今後のアップデートを待ちたいと思います。
Source: Chrome Story