現在、一部のChrome OSユーザーからOSをアップデートした後からGoogle PlayストアサービスがCPUを100%使用することになり、デバイスの発熱からChromebookのパフォーマンスが低下する問題が報告されています。
この問題は、Chrome OSのバージョン85.0.4183.108以降にアップデートした後、アプリが不規則に実行されてデバイスが熱くなったり、ファンが高速回転し続けたり、バッテリーの消耗が早くなるなど多くの問題が出ているとみられます。
原因については、Google Playの”com.android.vending:download_service”がデバイス使用率95~100%となっているためと明らかになっています。
この機能は、新しいアップデートが利用可能になったときGoogle Playストアからダウンロードするために使用されるもののようですが、どうやら新しいアップデートがない場合でもストアのバグで常に全力を出し切ろうとすることが影響しているようです。
なお、このバグはすべてのChromebookに影響するわけではなく、Acer、ASUS、Galaxy Chromebookのユーザーを中心としてデバイス更新後に問題が起きたことが報告されています。
Googleはすでにこの問題を把握しており、今後のアップデートで修正される可能性があります。
現時点の対処方法としては、Chromeのタスクマネージャーでサービスプロセスを無効にすることができますが、これもすべてのユーザーに機能するわけではないようで、最悪は古いバージョンのPlayストアに戻すことが必要になるようです。
もし該当機種、該当アップデートがあった場合は、少し様子を見るほうがいいかもしれません。
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