先日、インテル第11世代CPU搭載の「ASUS Chromebook Flip C536(CX5)」がBestbuyにて販売開始したことを伝えましたが、続いてAMDを搭載する15.6インチの「ASUS Chromebook Flip CM5」が米国B&Hに登場し、499ドルから販売される可能性があることがわかりました。
まだ公式に発売がアナウンスされているわけではないため確実ではありませんが、これまでの流れからおそらく価格はこのとおりになると思います。
これでCES 2021で発表されたASUSのChromebookのうち、最上位の「CX9」を除く2機種の価格が明らかとなりました。
スペックについては上記の記事でもまとめていますが、改めて紹介しておきます。
CM5のスペック
ディスプレイ | 15.6インチ 広視野角 1,920 × 1,080 グレア |
CPU | Ryzen 3 3250U Ryzen 5 3500U |
RAM | 4GB / 8GB / 16GB |
内部ストレージ | 64GB eMMC 128GB M.2 NVMe PCIe SSD 256GB M.2 NVMe PCIe SSD 512GB M.2 NVMe PCIe SSD |
外部ストレージ | microSD |
Webカメラ | 720p HD |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5 |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 HDMI ×1 |
バッテリー | 最大10時間 |
その他 | USIスタイラスサポート MIL-STD810H バックライトキーボード |
サイズ | 357.6 x 240.8 x 18.5mm |
重さ | 1.89kg |
価格 | 499ドル〜 |
今回、B&Hで販売されるモデルはRyzen 3 3250Uと4GBRAM、64GB eMMCストレージモデルとなりますが、このスペックで499ドルが適当なのかどうかは判断に悩むところです。
WASDキーがオレンジに縁取られたデザインはユニークで良いと思いますが、性能と価格だけを見るとプラス70ドルでRAMとストレージが倍(しかもストレージはeMMCではなくSSD)になったインテル第11世代Core i3-1115G4搭載の「ASUS Chromebook Flip C536(CX5)」が購入できてしまいます。
ディスプレイサイズやテンキー搭載キーボードなど似た構成であるものも一因ですので、使い勝手などに違いがあるのであれば良いのですが現状でそれは判断できないため悩ましいですね。
また米国でもASUSから正式発表はされていないため、販売開始がどのタイミングになるかわかりませんが、近々動きがあるものと思われます。
日本での展開もどうなるかはわかりませんが、個人的には実用性を考えるなら「CM5」よりも「C536(CX5)」を選びたいかなぁ。
- ASUS CM5500FDA-DS344T – B&H
以下は「CM5」と同じようなタイミングで発表されたChromebookですので、興味があればご覧くださいませ。