今回は、ChromebookやChromeboxで写真編集や画像編集、リサイズを行いたい方に向けて、私が実際に使っているものや実用的だと思ったアプリを4つ紹介しておきます。
Chromeウェブストアからインストールするタイプもあれば、Webアプリとしてブラウザ上からインストールするタイプなどもありますので、そのあたりはお好みで選んでいただければと思います。
Pollar Photo Editor
これは以前、高機能な画像加工ができるということで話題になったエディターです。ご存知の方も多いんじゃないでしょうか。
基本的な機能は全て無料で使用できるツールです。
当初はWeb版とChrome版のみでしたが、気づけばMacやWindows版もリリースされているようですね。
この「Pollar Photo Editor」は、多様なフィルター機能の他、色や明るさの調整、コントラスト、歪みや光の加減、ノイズの低減といった画像補正機能が豊富に揃っています。
傾き補正や指定した一部のみの画像補正なども可能なので、私の場合は気合を入れたい1枚をキレイに仕上げる際に使います。
また、ChromebookあるいはChromeboxではスタンドアロンで起動するので、ネット環境がない状態でもローカルに保存されている画像であれば編集が可能なのがポイントです。
日本語化も一応対応しているので、扱いやすいというのもあります。
といっても実はあまり出番がなかったり(笑)
けれでも、必要なときはあるので毎回Webストアからアプリをインストールしている1つです。
Gravit Designer
これも有名なツールのひとつです。
機能で言うと、Webで使えるイラストレータのようなアプリです。
ベクターツールと呼ばれるジャンルの代物。
アイコンの作成、画像デザイン、プロトタイプなど様々な機能を搭載しています。操作性も悪くなく、出力も様々なファイルに対応しているので便利です。
また、テンプレートでいろんなメディアやアイコンのサイズが用意されているので、自分で設定しなくても最初からベースを決めれるのが楽で良いですよ。
私もブログのアイコンやアイキャッチなどを作る際には「Gravit」を活用しています。
(この記事のアイキャッチ画像もこれで編集しています)
いろんな機能を使えるのに無料、これが最高なんですわ。
ただ唯一の弱点として、日本語が文字化けするということ。
インターフェイスも通常では日本語化できないんですが、そもそも画像に文字を差し込むとき日本語を使うと文字化けするってのが最大の問題点。
これさえ解決すれば、間違いなく便利で最高のイラレ代替ツールになるのに…。
ちなみにこの「Gravit」もスタンドアロンなのでオフライン環境でも動かせます。
また今後はiPadやAndroidアプリ版もリリースするようなので、活用の幅は広がっていきそうです。
Pixlr Editor
これはもう言うまでもなく有名なツールってくらい有名になりました。先のGravitがイラレの代替すれば、この「Pixlr」はフォトショップの代替といえます。
機能としては、サイズや明るさ調整、イラスト作成、レイヤー機能、フィルター機能など画像補正や画像加工機能があります。
とにかくこの「Pixlr Editor」は写真や画像編集に必要なことは大体できるという感じ。
このアプリも無料なんですが、広告が表示されます。
ただ邪魔になりにくい位置に表示されるので、実用性に影響は出ないのが良いところ。
日本語にも対応しているし、インターフェイスも日本語表示なので扱いやすさは他に比べてあります。
ところが、スタンドアロンじゃないのでオフライン環境では使えません。
Chromebookで使うことが前提なら、きっとネットには繋げてあるのでいずれのアプリでも問題はないと思いますが…急にネットがない状況で使おうにも使えない、ということは忘れないでください。
私はバナーなどを修正するときにはコレを使っています。
Bulk Resize Photos
これもChromeWebアプリ界隈では昔からあるやつです。
リサイズに特化した拡張機能。登録なども必要なくもちろん無料です。
使い方も至ってシンプルで、複数の画像でもドラッグ&ドロップして変換したいサイズ(pxでも%でも指定サイズでも)を選んでリサイズ開始。終わるとZipでリサイズされたファイルをダウンロードしてくれます。
一応、オフラインで動作するみたいなんですけど、何故か私の環境ではしてくれません(泣)
セキュリティ的なところは心配しなくもないですが、結局Webにアップしてしまうので気にせず使っています。
私の場合、デジタル一眼やスマホで撮影したものをブログ用に一括リサイズするために使用しています。
割りとリサイズ速度も早くて便利です。
まとめ
ということで私がChromebookとChromeboxにインストールしている画像編集・リサイズアプリの紹介でした。
意外と探してみるとあるようでないんですよね。
いかに機能が豊富であっても、使いにくいのは嫌ですし、個人的には操作しやすくて長く付き合っていけるアプリたちって感じです。
結局のところ、私のやっている範疇であればWebだけで完結できるので、Macにこだわる必要もなくなってきたんですよね。
インストール版の各OSアプリ、ソフトの方が安全性や利便性などメリットもありますが、コスト等も考えるとWebアプリに落ち着いてしまいます。
ざっくりとした紹介ですけど、Chromeで画像編集やリサイズアプリを探す方のお役に立てば幸いです。
さらに追記
2019年版の管理人がChromebookで活用している拡張機能とアプリについて紹介記事を書いています。
そちらも併せてご覧くださいませ。