今回は海外サイトAboutChromebooksからですが、Chromebook「Zork」というコードネームの新たな機種の開発が進んでおり、その機種は高性能なAMDプロセッサを採用しているということが報告されました。
今回「Zork」でテストされているAMDプロセッサ(APU)は、ハイエンドのPicassoチップで、性能的に言えば「Acer Chromebook Spin 13」や「Lenovo Yoga Chromebook C630」のCore Uシリーズと同等の性能を発揮することが期待されています。
AMD採用のハイエンドChromebook
下記が今回採用されるPicassoの性能について。
どの型番を採用するかははっきりしていないようですが、いずれにしても今年に入って発表されたエントリークラスのChromebookよりも性能面では上であることは間違いなさそうです。
またIntelのCoreプロセッサとの違いを考えると、AMD 3500UであればCore i5-8250Uと同じコア数/スレッド数ですし、周波数的には上となるため、よりIntel Uシリーズ採用のChromebookよりも性能は良くなる可能性を秘めています。
ただ現時点ではベンチマークなどの情報がなく、はっきりとは言えませんが、少なくともハイスペックなAMDプロセッサ採用のChromebookの開発が進んでいるということだけは確かだと言えます。
ちなみに参考元によれば、このChromebook「Zork」は2-in-1モデルである可能性も指摘されています。
ともかく、今後はCPUも含めてChromebookの選択肢が増えてくるというのは嬉しいことです。
これからも情報は追っていきたいと思います。
更新情報
Geekbenchに「Zork」と名のつくモデルのベンチマークが登場しています。
さらに「Zork」には本体収納式スタイラスペン搭載モデルがあることがわかりました。
参考Meet Zork: A Chromebook reference board powered by more powerful AMD Ryzen chips