私がブログから離れている間にChromebookは少しずつ普及していると考えて良いんでしょうか。
でなければ法人・教育現場向けにLTE対応Chromebookなんて出しませんよね!
さて、LTE通信に対応する11インチのChromebook「C732L-H14M」ですが、4月末に発売ということになっていましたが諸々の事情で発売が延期となっていました。
ところが本日(6月28日)、無事にAcerから正式に発売の発表がありました!よかったよかった。
LTEに対応するモデルは現状、国内外でもこの1種類ということなので、需要はあるはず…。
ということで今回は、Acerから発売される4GLTE対応の11インチChromebook「C732L-H14M」についてスペックなどを紹介していこうと思います。
「Chromebook 11 C732L-H14M」のスペック
Acer Chromebook C732L-H14M | |
ディスプレイ | 11.6インチ ノングレア LCD 1,366×768 |
CPU | Celeron N3350 1.1GHzー2.4GHz(2core) |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 16GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB3.0 ×1 イヤホンジャック |
バッテリー | 最大12時間 |
サイズ | 幅302 x 奥行209 × 厚み21.3 mm |
重さ | 約1.26kg |
価格 | 78,250円 |
スペックについてはこんな感じです。いわゆるスタンダードなChromebookに仕上がっているようです。
ディスプレイは11.6インチのHDなのは構わないのですが、IPSではないということが少々気になります。
ボディは米国国防総省の定める耐久試験「MIL-STD 810G」の高温・低温耐久、防滴、防湿、耐振動、耐衝撃、防塵の項目をクリアしているようで、ある程度の高さから落としてもダメージは最小限で済みそうです。
さらにキーボードは防滴仕様になっているそうで、タフな現場でもそれなりにやってくれそうですね。都内の朝夕の電車内なんかでもタフさを発揮してくれそうです。
しかし反面厚みがあることと、11.6インチでモバイルの割に1.26kgとやや重たいところが気になりますかね。このあたりは丈夫さとの兼ね合いですから、買う方の目的によっては良い選択肢になりえます。
あとは価格ですが…、ちょっとLTE対応モデルにしてはお高めな感じがあります。
目的に合うのであれば選択肢として悪くはないと思いますが、ちょっと悩ましいところですよね。
また後々の情報ですが、対応しているSIMがmoperaしかないということも問題ですので、導入の際は使用可能SIMについてしっかり確認するほうがよろしいかと思います。
ということでまとめ
正直なところビジネスというより教育機関や現場向けという感じが強いですね。
構内ではLANを使用して、フィールドワークではLTEを活用する、なんて使い方もありかもしれません。
先程書いた同じくAcerのChromeOS搭載タブレットの存在もありますし、今後もLTE対応の機種が増えてくると面白いことになりそうです。
ただ価格が想像以上になってしまった、というのが残念ポイントかもしれません。
気になる方には、家電量販店など取扱店次第ですが個人向けにも販売はあるようです。
なんにしても、無事に発売されて一安心しました。
それにLTE対応機種が登場したことで、今後のChromebook界隈もさらに楽しくなりそうです。