Google は 2026 年 5 月 5 日(現地時間)、Google Home アプリの自動化機能における対応デバイスとトリガー・アクションの大幅な拡張、および Nest Cam のカメラ UI 刷新を、全ユーザーを対象として展開を開始したことを発表しました。
これらの変更の多くはこれまで早期アクセスプログラムへの参加が必要でしたが、今回から一般ユーザーも利用可能になります。
なお、Google は同日に Gemini for Home を Gemini 3.1 へとアップデートしたことも発表しています。
自動化機能の拡張
Google Home の自動化機能(ルーティン)では、これまでも照明や家電の基本的な操作をトリガーやアクションとして設定できましたが、今回のアップデートで対応の幅がさらに大きく広がりました。
追加されたカテゴリと主な内容は以下の通りです。
セキュリティとアクセス制御
- セキュリティシステムの警戒モードへの切り替えと状態確認
- ドアロックの状態監視(施錠、解錠、こじ開け、半開きなど)
- バイナリセンサーによる状態検知(接触/非接触、水漏れ/水漏れなし、凍結/凍結なしなど)
家電と掃除
- 洗濯機、乾燥機、コーヒーメーカーなどの動作制御(開始、停止、一時停止、再開)
- ロボット掃除機への指示(ドックへ戻す、一時停止、再開)
照明と環境制御
- 照明の明るさ調整、オン/オフ切り替え、ライトエフェクトの管理
- スマート電球や LED テープライトの色・色温度の変更
- ブラインドや窓の開閉、開度のパーセント指定
- サーモスタットによる相対湿度のモニタリング
メディアとエンターテインメント
- 再生状態(再生中、一時停止中、バッファリング中)の監視
- メディアデバイスの音量確認と管理
デバイスの状態と入力
- バッテリー残量と充電状態のモニタリング
- スマートスイッチの入力検知(押す、長押し、離すなど)
なお、現時点ではこれらの新しいトリガーとアクションは自動化エディタから利用可能で、「家に相談する」および「作成サポート」への対応は後日追加される予定です。
Nest Cam のカメラ UI 刷新
今回のアップデートでは、カメラのイベント履歴やタイムラインの操作画面が刷新されています。
イベント履歴と詳細
- イベント詳細ページがリデザインされ、動画プレイヤーを表示したままスクロール可能に
- ズームインされたアニメーションサムネイルで、一目で何が起きたかを確認可能
- イベントのフィルター機能で「人物を検知」「荷物を検知」「ガラスの割れる音」などカテゴリ別に絞り込み可能
- Google Home Premium Advanced プランのユーザーはタイムラインにイベントの説明文が表示されるように


認識済みの人物の検出の改善
- サムネイルにサムズアップ/サムズダウンのフィードバックボタンを追加。フィードバックを積み重ねることで検出精度が向上
- ぼやけた顔や正面を向いていない顔など低品質なサンプルを自動的に除外し、顔ライブラリを整理
操作性と表示の改善
- タイムラインのスクラブ速度とフレームの鮮明さが向上
- 10 秒単位の早送り/巻き戻しボタンを追加
- スワイプ操作でタイムラインとイベント一覧を切り替え可能に
旧世代カメラへの機能拡張
2021 年以前の旧世代 Nest Cam でも、Google Home Premium Advanced プランへの加入を条件として、Gemini によるイベントの説明文とズームインプレビューが利用可能になりました。
まとめ
今回の Google Home アップデートは、Gemini for Home の Gemini 3.1 へのアップグレードだけでなく、自動化機能の対応範囲の大幅な拡大と、カメラ UI の刷新という 2 点が主な内容です。
カメラ機能の一部は引き続き有料プランの Google Home Premium が必要ですが、タイムライン操作の改善や早送り/巻き戻しボタンの追加といった基本的な改善は、無料ユーザーでも利用できます。
自動化機能については、早期アクセス不要で全ユーザーがすぐに利用できます。
- 関連記事:








