今年の4月にも「Kohaku」というコードを与えられたChromebookがSamsungの新モデル「Chromebook Pro V2」である可能性について取り上げていますが、今回はその可能性をさらに高める、見方を変えれば確実とされる情報が出てきたようです。
4月の時点で登場した裏付け情報でも、コミットに関わる開発者のメールアドレスに、Samsungのものが多く含まれているため、少なくとも積極的にSamsungが関わっていることだけは確かでした。
今回もSamsungのメールアドレス保持者が積極的に関わっていることは同様なんですが、ChromeUnboxedが新しく見つけた情報のうち、「Kohaku」に採用されるバッテリーがSamsung SDI製であることと、ディスプレイに関するコード内に「Caroline」から値を参照しているというコメントが見られています。
「Caroline」とは、現行の「Samsung Chromebook Pro」のコードネームのことで、「Kohaku」は「Chromebook Pro」をベースとして構築されている可能性が高まりました。
また、ディスプレイの輝度に関するコミットでは、「Kohaku」の画面最大輝度が400nitであることが書かれており、現行「Chromebook Pro」と同じ値となっています。
ここから想像すれば、これまでに一部のハイスペックモデルでしか採用されていないような高輝度ディスプレイを搭載していると判断できますし、おそらく画面解像度が2,400×1,600以上になる可能性が高いと思われます。
また、4月時点の記事でも書いていますが、「Kohaku」には第9世代のIntel CPUを搭載する可能性も指摘されていますので、そうなればハイスペックなChroembookであることも間違いなさそうです。
まだその正体がはっきりとしたわけではありませんが、「Kohaku」はSamsungの「Chromebook Pro V2」となる可能性が高く、それはハイスペックなモデルであることが現状では有力な情報となっています。
発表の時期も当然定かではありませんが、CPUの関係も考えると、早くても今年の後半以降になるかと思います。
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CES 2020で発表しています
“Kohaku”のコードが付けられたChromebookは、ハイエンドの「Samsung Galaxy Chromebook」でした。