この記事では、2026 年 3 月 8 日から 14 日の 1 週間にあった、Google Workspace および関連サービスの主なアップデートをまとめています。
今週は、Gmail を使った複数人でのスケジュール調整機能の強化や、Google カレンダーの大画面向け表示の改善、さらには画像生成 AI である「Whisk」の「Flow」プラットフォームへの統合など、日々の業務効率化やクリエイティブ作業に直結するアップデートが発表されました。
以下、各トピックについて紹介します。
今週の注目アップデート
今週発表された中で、特にユーザーの利便性に影響しそうな 3 つの機能について解説します。
Gmail の「スケジュール作成のサポート」で複数ゲストとの会議調整が可能に
これまで 1 対 1 に限られていた Gmail の「日程調整サポート (Help me schedule)」機能が拡張され、複数ゲストとの会議調整が作成ウィンドウから直接行えるようになりました。
複数人が参加するミーティングの設定はメールの往復が増えがちで手間がかかることが多いですが、このアップデートにより日程調整の負担が大幅に軽減されると期待できます。
Google カレンダーの大画面モニター向け表示の最適化
Web 版の Google カレンダーが、高解像度の大画面モニターでの表示スケーリングを改善しました。
不要な余白が減り、画面のスペースを有効活用できるようになるため、大型モニターを接続して作業しているユーザーにとっては、1 日や 1 週間の予定全体がより把握しやすくなります。
4 月 30 日に Whisk が Flow へ統合
AI を活用した画像・動画作成プラットフォームの「Whisk」が、2026 年 4 月 30 日をもって Google の統合プラットフォーム「Flow」へ移行します。
Whisk の持つ優れた機能がそのまま Flow に組み込まれるため、今後はよりシームレスで強力なクリエイティブ作業が可能になることが期待されます。
その他のアップデート
その他の細かな機能追加や、管理者向けに発表されたアップデートのまとめです。
Gemini in Chrome の提供国と対応言語が拡大
Chrome ブラウザ上に統合された Gemini が、カナダ、ニュージーランド、インドへ展開されました。さらに、これらの国々および米国において 50 以上の言語が新たにサポートされています。
代理ユーザーによるカレンダー更新が本人の名前で送信可能に
Google カレンダーで、予定の変更や共有管理の権限を持つ代理ユーザーが会議の更新を行った際、依頼主(本人)の名前で通知が送信されるようになりました。
Google Meet ハードウェアの新しいデバイス ID
Google Meet ハードウェアの現在のデバイス ID(従来の ID)が、新しいデバイス ID に置き換わります。この新しい ID は、Google 管理コンソール全体で従来の ID が表示されていたすべての場所に適用されます。
Google Meet ハードウェアへのカレンダーの一括割り当て
CSV ファイルをアップロードすることで、Meet ハードウェアデバイスに対して Google カレンダーの割り当て、または割り当て解除を一括で行えるようになりました。
組織向けの継続的な会議チャットの管理
Workspace 管理コンソールの Meet の安全設定に、組織の「継続的な会議チャット (continuous meeting chat)」の動作を構成できる新しい管理機能が追加されました。
まとめ
今週は、Gmail のスケジュール調整機能の多人数対応やカレンダーの大画面表示改善など、エンドユーザーの使い勝手を改善するアップデートが展開されました。
これらに加えて、AI 関連(Whisk の統合、Gemini の対応言語拡大)や、管理者向け機能(Meet ハードウェアの CSV 管理、継続的チャットの制御)のアップデートが含まれています。


