今年初め、Clicks から物理キーボードを搭載したユニークな Android スマートフォン「Communicator」が発表されましたが、これまで不明だったプロセッサ (SoC) の詳細や、OS アップデート計画の延長といった最新情報が公開されました。
Dimensity 8300 (MT8883) を搭載
Clicks は、Communicator に搭載される SoC がMediaTekの「Dimensity 8300 (MT8883)」であることを正式に認めました。このチップは 4nm プロセスで製造されており、2023 年末の発表当初はミドルハイレンジ向けの SoC となっています。

すでに判明している 256GB のストレージや最大 2TB の microSD カード対応に加え、Dimensity 8300 が採用されたことで、物理キーボードを用いた文字入力だけでなく、マルチタスクも快適にこなせる性能が期待できます。
Android 20 までのアップデートを提供
当初の発表では、OS のアップデートは Android 18 までの 2 年間とされていましたが、今回の発表で Android 20 までのアップデートが提供されることが明らかになりました。
これにより、セキュリティアップデートは 5 年間、OS アップデートは最低 4 年間の提供となります。
スタートアップに近いメーカーが、発売前から 5 年間の長期サポートを明言するのは非常に珍しいケースです。
物理キーボードという特殊なハードウェアを備えたデバイスを長く使い続けたいユーザーにとって、サポート期間の延長は魅力的ですが、更新の頻度については言及されていないことには注意が必要です。
多言語レイアウトのサポートと予約特典の延長
また、キーボードのレイアウトについてもアップデートがありました。これまでは英語配列(QWERTY)のみの案内でしたが、新たに以下の言語レイアウトがサポートされます。
- AZERTY(フランス語)
- QWERTZ(ドイツ語)
- 韓国語
- アラビア語
これにより、英語圏以外のユーザーにとっても利便性が大きく向上します。
また、本来は 2 月末までとなっていた早期割引価格の期限が 3 月 15 日まで延長されました。現在は 199 ドルのデポジットを支払って価格を確定させるか、399 ドルを全額支払って追加のバックカバー 2 枚を受け取るかを選択できます。
なお、筆者はすでに 399 ドルの全額支払いでオーダー済みです。
まとめ
Clicks の Communicator は、まともに使える物理キーボード搭載 Android スマートフォンとして非常に期待している 1 台です。
サブデバイスとして十分なチップセットと、安心の 4 年間 OS アップデート保証などが明らかになったことで、ひとまず安心といえます。
Communicator は Smoke、Clover、Onyxの 3 色展開で今年後半に出荷開始予定です。早期割引終了後の通常価格は 499 ドルとなるため、物理キーボードに興味のある方は、改めてチェックしてみてください。



