Google、企業向け「Gemini Enterprise」の Android アプリを早期アクセスで公開

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.
Advertisement

Google は、昨年企業向けの AI チャットサービスとして展開した「Gemini Enterprise」の専用 Android アプリを Google Play ストアで公開しました。

現在は招待制の早期アクセスとして提供されており、利用には Gemini Enterprise アカウントが必要です。

Gemini Enterprise は、昨年10月に「Google Agentspace」から名称を変更し、機能拡張を行ってリリースされたビジネス向けの AI プラットフォームです。今回の専用アプリ登場により、これまでブラウザ中心だった高度な AI アシスタント機能を、モバイルデバイスからでもよりスムーズに利用できるようになります。

目次

標準の Gemini アプリで抱えていた課題を解消

これまで法人ユーザーが標準の Google Gemini アプリを使用する際、企業向けの Google Workspace 拡張機能にアクセスできない、個人用・仕事用プロファイルが共存しているとアプリが利用できないなど、いくつかの不便な点がありました。

また、管理者が Google Workspace アカウントのモバイルアクセスを許可していない場合、標準アプリでは Gemini Enterprise 自体が利用できないという問題も起きていました。

iOS 向けの標準 Gemini アプリではすでに Workspace アカウントをサポートしていますが、一部のエンタープライズ機能が Web 版に遅れをとるケースもあります。

今回、Android 向けにスタンドアロンの専用アプリが用意されたことで、個人向けと法人向けのアカウント設定や機能制限による混乱が解消され、外出先からでも安全かつフル機能で社内業務を進めやすくなることが期待できます。

社内データやサードパーティツールとの強力な連携

Play ストアの説明によると、新しい Gemini Enterprise アプリは「単一のマルチモーダル検索インターフェース」を備えています。

これにより、直感的なチャットを通じて Google の AI モデルにアクセスできるだけでなく、企業のイントラネットやデータにも安全にアクセス可能です。

また、Google Workspace アプリとの連携に加え、Confluence、Jira、Microsoft SharePoint、ServiceNow といったサードパーティ製サービスとの統合機能も提供されています。

プログラミングの知識がない従業員でも、強力な「ノーコード ワークベンチ」を使って独自の AI エージェントを作成・共有できる点が大きな強みです。

もちろん法人向けサービスとして、企業のプライバシーとセキュリティ要件を満たすよう設計されており、管理者向けの専用ダッシュボードを通じて細かな権限設定やガバナンス管理を行えます。

料金プランと今後の展開について

Gemini Enterprise は、1ユーザーあたり月額 21 ドルから利用できる Gemini Business プランの一部として提供されています。より上位の Gemini Enterprise Standard や Plus は月額 30 ドルからとなっています。

現時点では招待制の早期アクセスという位置づけですが、今後段階的に企業へと展開が開始し、専用アプリ化によってモバイル環境での使い勝手が大きく向上することが期待されます。

詳しい情報やアプリのダウンロードページは Google Play ストアから確認できます。

Advertisement

HelenTech の最新情報をフォロー

Google News で HelenTech をフォローすると、 最新のニュースやレビューがあなたのフィードに直接届きます。

Google ニュース リンクバナー
尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
目次