Google は 2026 年 2 月 25 日(現地時間)、Google Workspace ユーザーを対象に Gemini アプリ(gemini.google.com)において Google チャットをデータソースとして利用できる機能を追加したことを発表しました。
これまでは Gmail や Google ドライブ、Google カレンダーなどが連携の対象でしたが、新たに Google チャットが加わったことで、チャット内の会話履歴に基づいた回答や要約が可能になります。なお、昨年 11 月には Gemini の Deep Research で Google チャットへの対応が発表されています。
Gemini で Google チャットを活用する
今回のアップデートにより、Gemini に対して以下のようなプロンプトを実行できるようになります。
- 情報の特定: 「プロジェクト XX のマーケティング担当者は誰?」といった質問に対し、過去のやり取りから回答を探し出す。
- プロジェクトの追跡: 「最近のチームの会話で言及された、次の締め切りはいつ?」と聞き、最新のスケジュールを把握する。
- メッセージの要約: 「今日の未読メッセージを要約して」と指示し、見逃した議論のハイライトを確認する。
これまで特定の情報を探すためにチャットの履歴をさかのぼっていた手間が、Gemini を介することで大幅に削減されることが期待されます。たとえば、情報の流れが速いグループチャットやスペースでの議論を把握したいときなどに便利です。
展開状況と対象プラン
この機能は、即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で、2026 年 2 月 25 日よりすでに展開が開始されています。対象となる Google Workspace のプランは以下の通りです。
- Business Starter / Standard / Plus
- Enterprise Starter / Standard / Plus
- Education Fundamentals / Standard / Plus
- Frontline Starter / Standard
- Essentials / Enterprise Essentials / Enterprise Essentials Plus
- Nonprofits(非営利団体向け)
なお、この機能はデフォルトではオフに設定されており、管理者が管理コンソールから組織部門 (OU) またはグループ単位で有効にする必要があります。エンドユーザーは管理者が有効にした後、ユーザー自身が Gemini アプリの設定から Google チャットへの接続を許可することで利用可能になります。


