Google は iOS 版の Google フォトアプリにおいて、従来のナビゲーションバー(ボトムバー)を廃止し、新しいフローティングツールバーへの置き換えを開始しました。
多くの Android アプリでは背の低いボトムバーへの切り替えが進んでいますが、Google フォトは異なるアプローチを採用しています。
フローティングツールバーの仕様
9to5Google などの報告では、新しいフローティングツールバーは、画面下部にカプセル型のコンテナとして配置されています。

ここには「フォト」、「コレクション」、「作成」のタブが含まれ、現在表示しているタブにはインジケーターと左側のアイコンが表示されます。
また、右側には円形のフローティングアクションボタン(FAB)が配置され、「検索」や「質問機能」にアクセス可能です。
このツールバーはスクロールしても自動的に隠れることはなく、常に表示される仕様となっています。従来のボトムバーよりも占有領域が減少し、コンテンツの上に浮いている配置のため、背景にある画像を視認しやすくなっています。
デザインガイドラインとの相違
今回のデザイン変更は、Google が提唱する Material 3 Expressive ガイドラインと一部矛盾する点が指摘されています。
例えば、ガイドライン上ではフローティングツールバーは「現在のページに関連する頻繁なアクション」を配置するためのものであり、ボトムバーを置き換える主要なナビゲーションとして使用することは想定されていません。
しかし、Google は過去に Google チャットアプリで同様のフローティングナビゲーションを導入しており、ガイドラインよりもアプリごとの操作性や新しいデザイン言語のテストを優先している可能性があります。
まとめ
Google フォトの iOS 版にて、ナビゲーションが従来のボトムバーからフローティングツールバーへと変更されました。
現在、この新しいデザインは iOS 版 Google フォト(バージョン 7.63)にて確認されています。
Android 版への展開については現時点で不明ですが、iOS 版で実装されたことで、Android にも展開される可能性は十分に考えられます。
なお、余談ですが Android 版 Google フォトの「尋ねる」が、最近のアップデートで「質問機能」に名称変更されました。


