昨年 9 月の Google Pixel 10 シリーズ発売直後、画面全体が砂嵐のようになってしまう問題が報告され、Google はこの問題に対する修正パッチをリリースしていました。
しかし、PiunikaWeb および Reddit などのユーザー報告によると、2026 年に入ってから Pixel 10 シリーズにおいて、画面の一部に一瞬だけデジタルノイズや静的なちらつきが発生する現象が確認されています。
この問題はハードウェアではなくソフトウェアに原因があるとされますが、現時点では Google からの正式なコメントなどはありません。
動画再生中などに一瞬だけノイズが走る
発売当初の問題は画面全体が砂嵐になるという影響の大きなものでしたが、今回報告されている問題は、 YouTube や Netflix などの動画再生中に画面の一部分に一瞬だけノイズやピンク色の線などが表示されるといったものです。
これはユーザーの間では「マイクロスタティック(Micro-static)」とも呼ばれており、わずか数フレームで消えるため、証拠動画を撮影するのが難しいと報告しています。
記事執筆時点では、筆者の Pixel 10 Pro や Pixel 10 Pro Fold では同様の問題は確認できませんでした。ただ、一度全画面表示にしたあと画面を PiP に変更するとき、一瞬画面が点滅(暗転)する現象は確認できています。
ハードウェアではなくソフトウェアが原因か
報告によれば、この問題はデバイスを新品に交換しても解決せず、あるユーザーは Pixel 10 Pro と XL の複数の個体で検証を行い、すべての端末で YouTube アプリ再生時に同じ問題を再現できたと報告しています。
つまり、この現象はディスプレイパネル自体の問題ではなく、ビデオレンダリングやハードウェアオーバーレイ処理に関連するソフトウェアバグである可能性が高いと考えられます。
また、2026 年 1 月 5 日のセキュリティパッチを適用した状態でもこの現象は発生しており、現時点では根本的な修正アップデートは配信されていません。
一時的な回避策と注意点
一部のユーザーから、「開発者向けオプション」の「HW オーバーレイを無効化」をオンにすることで解消することが報告されています。

しかし、この設定を変更するとバッテリー消費が大幅に増加する可能性があるため、あくまで一時的な検証で試す程度で、常用は推奨されていません。
まとめ
現在、一部の Pixel 10 シリーズユーザーから画面のノイズに関する問題が再び報告されています。
動画再生時に画面の一部分だけに発生するため、以前ほど大きな影響はないと見られます。また、今回の問題もハードウェアではなくソフトウェアが原因と推測されていることから、デバイスを交換しても解消しない可能性が高いと考えられます。
今後、同じような問題を報告するユーザーが増えれば、Google 側も何らかの対応を行うことが期待されますので、現状では Google の対応を待つしかありません。


